日本では『コスプレをして楽しむ日』として定着したハロウィン。しかし本来は、怖い仮装などで悪霊を驚かせ、追い払うのを目的としたイベントといわれています。
悪霊も、実は怖がりなのかもしれません。ジャック・オー・ランタンをはじめ、人間が用意した飾り付けを見て逃げてしまうようです。
2024年のハロウィン当日、Xで注目を集めたのは、生きている人間ですら身構えるような写真でした…!
この日、株式会社ヨシダがXアカウント(@yoshida_1906)に投稿したのは、従業員が作ったというハロウィンのお菓子。
自社のXアカウントをより盛り上げていくため、自身の持てる力を発揮して、本気でお菓子作りに挑んだといいます。
その結果、全国から絶賛する声が相次ぐ事態に。実際の写真を見れば、あなたもその理由が分かるはずです!
クオリティが高すぎる…!
同社は老舗の歯科医療機器メーカー。また、『中の人』ことアカウントの管理者は歯科衛生士であり、歯のプロといっても過言ではありません。
自身が持つ歯の知識と、お菓子作りの腕をふんだんに生かした結果爆誕した、『アゴ模型のようなお菓子』。
「このまま歯磨き指導が始まりそう」と思ってしまいそうな、インパクト絶大なお菓子は、ネットを通して全国の人に衝撃を与えました。
写真はまたたく間に拡散され、「材料の使い方が天才かよ」や「渡されたら思わず二度見するわ!」といった声が寄せられています。
凄まじい存在感と、オンリーワンの輝きを放つ、歯科衛生士の『中の人』による力作。
このお菓子を作ることになった経緯と、その後について、grapeは話をうかがいました!
――このお菓子を作るに至った経緯とは。
「イベントや企画をやるからには全力で!」という考え方の『中の人』と会社なので、ハロウィンイベントを手軽に楽しむためのお菓子作りを企画しました。
ハロウィンのお菓子って、お化けとか目とかの、ちょっと怖いものが多いと思いますが、『中の人』は歯科衛生士なので「お菓子を作るなら歯がいいな…」と思い、作りました。
――作る上でこだわったポイントは?
こだわりのポイントは、グミをカットして再現した舌と、牙っぽいポン菓子の歯です。
歯の名称でいうと『3番(犬歯)』のような形ですよね(笑)。
――社内で配った時の反応は?
社内で配ったところ、みんな「食べるのがもったいない」や「ずっと飾っておきたいくらい」といっており、とても喜んでくれました!
びっくりするような見た目をしていますが、味はとてもおいしかったです(笑)。
お菓子をよく見てみると、歯ぐきは腫れておらずきれいなピンク色で、虫歯もまったく見当たりません。
きっとこのお菓子を食べた後は、誰もが歯磨きの重要性を再認識し、いつも以上にしっかりとケアしたことでしょう!
[文・構成/grape編集部]