「盗撮しようとした行為」で46歳の男逮捕 広島県迷惑防止条例改正後、初めての適用

県の迷惑防止条例改正後、初めて「盗撮しようとした行為」で容疑者を逮捕です。
7日、福山市で女性のスカートの中にスマートフォンを向けたとして46歳の男が逮捕されました。

「盗撮準備行為」の疑いで逮捕されたのは、岡山市の会社員梶野龍治容疑者(46)です。

梶野容疑者は、6日午後0時半すぎ、福山市春日町の遊戯施設で、20代女性のスカートの中にスマートフォンを向けた疑いが持たれています。

施設の防犯カメラには歩いている女性の後ろからスマートフォンを向ける男の姿が映っていて、捜査の中で梶野容疑者が浮上し7日逮捕となりました。

調べに対し、梶野容疑者は、「そんなことは知りませんしまったくわかりません」と容疑を否認しています。

県警によりますと、「盗撮準備行為」での逮捕は県内初となります。

また、8日午前8時ごろJR芸備線の矢賀駅から広島駅を走行中の列車内で、女性のスカートの中にスマートフォンを向けたとして安佐北区の会社員瀧村幸司容疑者(37)が、警戒中の警察官に現行犯逮捕されました。

警察によりますと女性の後ろからビジネスバッグに隠し入れたスマートフォンを向けたということです。瀧村容疑者は容疑を認めています。

今月、施行されたばかりの改正「県迷惑防止条例」には盗撮目的でスマホなどを設置したり、相手に向ける行為が規制の対象に加わっています。

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