全国の高校生が地元の食材を生かしたメニューを競い合う「第13回ご当地!絶品うまいもん甲子園」(主催・全国食の甲子園協会)の決勝大会が東京都内で行われ、首里高校2年の幸地向日葵(ひまり)さんと上原千和(ちより)さんの車麩(ふ)を使った「心と体の命薬(ぬちぐすい)キッシュ」が準優勝(大臣官房長賞)に輝いた。
全国から218チームが参加。決勝大会は10チームで競い合った。審査は試食とプレゼン審査。料理は車麩で成形した「型」に県産田イモや紫キャベツ、炒めたひき肉、キノコなどを詰め、ワサビとハーブソルトの2種類の豆腐ソースをかけた。
幸地さんは「沖縄素材の魅力を全国に伝えることができた」、上原さんは「いつもと違うキッチンで不安もあったが、最大限頑張ることができた」と手応えを語った。
優勝は青森県立弘前実業高校。首里高校を含む計3チームが準優勝として表彰された。
(社会部・新垣亮)うまいもん甲子園 沖縄・首里高が準V 地元食材を生かした「心…の画像はこちら >>
準優勝して笑顔を見せる首里高校の幸地向日葵さん(左)と上原千和さん=3日、東京都品川区(同校提供)