毎日の洗濯に欠かせない『柔軟剤』。衣類やタオルなどをふんわり柔らかく仕上げるだけではなく、香りを楽しめるのも魅力の1つです。
洗濯後にフワッといい香りがすると、気分も上がります。
しかし柔軟剤を使っているにもかかわらず、「香りが弱い」と感じることはありませんか。
『日立グローバルライフソリューションズ』のブランドサイトでは、洗濯物から柔軟剤の香りがしない原因とその対処法を紹介しています。
※写真はイメージ
柔軟剤を使っているのに香りが感じられない場合は、いくつかの原因が考えられます。以下の5つのポイントを確認してみましょう。
柔軟剤を使用する時は適量を守ることが重要です。
手動で投入する場合は、柔軟剤の容器に記載されている規定量を投入しましょう。少なすぎても多すぎても効果が得られません。
自動投入機能が付いている洗濯機の場合は、柔軟剤の基準量が正しく設定されているか確認してください。
基準量とは、水30Lに対する柔軟剤の使用量のことです。間違って設定されていると適量が投入されません。
日立グローバルライフソリューションズ ーより引用
洗濯機の中で洗濯物が片寄っていると、柔軟剤が均等に行き渡りません。
またメーカーによっては、片寄りを直すためにすすぎを繰り返すことがあります。
すすぎが多くなると柔軟剤が薄まり、香りが残りにくくなる場合があるので注意が必要です。
シーツ、タオルケット、ジーンズなどは水を含みやすく重くなるため、単独で洗うと片寄りやすくなります。大物や厚手の衣類を洗濯する場合は、ほかの洗濯物を2~3枚追加して洗うといいでしょう。
脱水時間を長めに設定していると、柔軟剤の香りが薄まることがあります。香りを残すには、脱水時間を短くするといいでしょう。衣類のシワ防止にもつながりますよ。
乾燥機能は外気を入れ替えながら温風で乾燥させるため、柔軟剤の香りを弱める可能性があります。
柔軟剤の香りを楽しみたい場合は乾燥時間を短くするか、乾燥運転を使わないようにしましょう。
柔軟剤の投入口は汚れがたまりやすいので、定期的な掃除が必要です。
手動で投入する場合は、投入口が汚れていないか確認しましょう。投入口に汚れが付いていると、適量の柔軟剤が投入されないことがあります。
自動投入機能が付いている洗濯機の場合は、自動投入部のタンクや経路のお手入れを行いましょう。
タンクに汚れが付着したまま使い続けると、自動投入経路で柔軟剤が詰まる恐れがあります。
柔軟剤の香りが感じられない場合は、洗濯の仕方やお手入れに問題があるかもしれません。洗濯の方法や使っている洗濯機の状態を見直しましょう。
[文・構成/grape編集部]