気密性の高さから、食べ物を入れておくのに役立つ、プラスチック製密封容器(以下、プラ容器)。
弁当箱の代わりにしたり、余った食べ物を入れたりと用途が豊富なため、多くの家庭に複数個はあるグッズです。
ある日、柏木(@kashi_wagi_)さんは、職場の同僚を自宅に招きました。
その際、同僚が手渡してきたのは、食べ物の入ったプラ容器。手作りの料理などをプラ容器に入れて、他人の家に持参するのは、よくある話です。
後日柏木さんは、中が空になったプラ容器を返却することに。…しかし、洗ってそのまま返すわけではありませんでした。
「借りたプラ容器は空で返さない主義だ」と話す、柏木さんの行動をご覧ください!
プラ容器の中に入っているのは…お茶漬けやオニオンスープなどの小分け袋!
これらの小分け袋には、柏木さんの感謝の気持ちが詰まっています。言葉以外でもお礼をするため、こうして物を添えることにしたのです。
ちなみに、柏木さんはカナダ在住。この日呼んだ同僚も日本人のため、『ふるさとの味』を満喫できるものをチョイスしたといいます。
『思いやり』とは何かが分かる柏木さんの行動に、ネットからはさまざまな声が上がりました。
・私もこれをやる!お菓子を詰めておくことが多い。
・空で返ってきても全然いいけれど、これはちょっとした思いやりが嬉しいよね。
・なるほど、この手があったか!自分も今後はマネしたいな。
なお、鹿児島県には「空重(からじゅ)で戻すな」といった、「重箱で手土産の食べ物をもらった場合、空で返してはならない」という教えがあるため、鹿児島県出身の人からも共感の声が寄せられています。
「言葉だけでは感謝の気持ちを伝えきれない!」という人は、ちょっとしたものを添えてみて、空ではなくしてみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]