浴室に付きやすい汚れといえば『水垢』。
白く固まった水垢は頑固で取れにくく、「仕方がない」とあきらめている人もいるのではないでしょうか。
水垢の特徴や正しいお手入れ方法を知っていれば、汚れをすっきりきれいに落とせます。
水回りの設備でおなじみのTOTO株式会社(以下、TOTO)の公式サイトから、浴室掃除のコツを見ていきましょう。
水垢とは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が蒸発せずに残った汚れです。
水分だけが蒸発してミネラルのみその場にとどまるため、汚れが徐々に積み重なっていきます。
お手入れを怠った結果、水垢が頑固な汚れになってしまうケースも少なくありません。
汚れの程度に合わせて掃除方法を変えるのがコツ。
浴室に付着して間もない水垢は、普段使用している浴室用の中性洗剤を使って落としましょう。
時間が経って頑固になってしまった水垢には、浴室用のクリームクレンザーを使います。柔らかいスポンジにクレンザーを付けて、水垢を落とすようにこすってください。
蛇口周りのような細かい部分は、歯ブラシを使ってこするのがおすすめです。
ただしいずれの場合も強くこするのは厳禁!傷が付いたりツヤがなくなったりする場合があります。
強くこすらず、磨いてはお湯で流すを4~5回繰り返します。
TOTO ーより引用
一気に水垢を取ろうとせず、作業を何回か繰り返して少しずつ落としましょう。
水垢が落ちたら、仕上げに乾拭きしてお手入れは完了です。
※写真はイメージ
水垢は正しくお手入れすれば落とせる汚れです。「掃除しても取れない」とあきらめず、TOTOが伝授している方法を試してみてください。
水垢をきれいに落としたら、きれいな状態をより長く保てるよう、水垢を予防することも意識してみましょう。
大切なのは、浴室に水分を残さないことです。
浴室を使用した後は、蛇口や鏡、壁など水垢が目立ちやすいところを中心に乾拭きするのがおすすめ。さらに換気をおこなって空気を循環させるのも効果的ですよ。
適切なお手入れで、ピカピカの浴室をキープしましょう。
[文・構成/grape編集部]