柔軟剤は衣類を柔らかく仕上げたり、香りを付けたりする効果があります。
しかし入れるタイミングを間違えると、柔軟剤の効果が十分に発揮されないことを知っていますか。
『Panasonic』のウェブサイトでは『柔軟剤を入れる正しいタイミング』を紹介しています。一緒に確認してみましょう。
※写真はイメージ
『Panasonic』は、柔軟剤を入れるタイミングを次のように解説しています。
柔軟剤を入れるタイミングは洗いの給水前です。衣類を入れてスタートボタンを押すと、洗剤量(水量)が表示されます。表示に合わせて柔軟剤投入口に入れてください。
Panasonic ーより引用
柔軟剤をすすぎ前に入れてしまうと、洗剤の成分と柔軟剤の成分がお互い打ち消し合ってしまい、思うような効果が得られません。
適切なタイミングで柔軟剤を入れることで、洗剤と柔軟剤、両方の効果をしっかりと引き出せます。
柔軟剤を入れる場所は、洗濯機によって異なるので確認しておきましょう。
柔軟剤を入れるタイミングのほかに気を付けたいのが『柔軟剤の量』です。
縦型洗濯機の場合、柔軟剤の量は『洗濯に使う水の量』、ドラム式洗濯機の場合は『洗濯物の重さ』で決まります。
量の調べ方は、使用する洗濯機によって異なるので注意しましょう。
洗濯機のパネルに『柔軟剤の適正量』が表示されるタイプの場合、表示に従い柔軟剤を入れます。
洗濯機のパネルに『水量』が表示されるタイプの場合、水量を基に柔軟剤のパッケージに書かれた表を参照し、適切な柔軟剤の量を確認して入れましょう。
「しっかりと柔軟剤の効果を得たいから」と多めに入れると、衣類がベタついたり香りが強くなりすぎたりするため、注意が必要です。
反対に、柔軟剤が少ないと衣類のゴワつき、静電気の発生につながります。柔軟剤を使う時は、適切なタイミングで適切な量を使うことを心がけましょう。
柔軟剤をうっかり入れ忘れた時は、『柔軟剤の投入口がどこにあるか』によって、入れるタイミングや場所が異なります。
●洗剤ケースの投入口の場合
最終すすぎの給水前までに投入口に入れてください。タテ型洗濯機の場合は、最終すすぎ時にタンク(洗濯・脱水槽)に直接投入してください。
Panasonic ーより引用
ドラム式洗濯乾燥機の場合は、運転途中で扉を開けると水や泡が垂れてしまうため、途中投入はおすすめできないそうです。
●柔軟剤投入口が洗濯槽上部の場合
最終すすぎ時に洗濯・脱水槽に直接投入してください。運転途中で、投入口に入れると、柔軟剤が本体バランサー内部の仕切りを上手く移動できずに、最終すすぎ工程で投入されない場合もあります。
Panasonic ーより引用
自宅の洗濯機がどちらのタイプか事前に把握しておくと、いざという時に慌てずに済むでしょう。
柔軟剤の正しい使い方について解説しました。Panasonicの情報を参考に、最大限効果が発揮される使い方を心がけましょう。
[文・構成/grape編集部]