モバイルバッテリーが発火した際に“絶対にNGな行動”が意外 いざという時のために知っておきたい

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現代の必需品レベルで便利な「モバイルバッテリー」だが、近年では“発火の事故”が話題になることもしばしば。もし発火してしまった際に「絶対にNGな行動」があるのをご存知だろうか。
27日放送の『噂の!東京マガジン』(BS-TBS)では、モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、スマートフォンなどの製品に使われている「リチウムイオン電池」に関する特集を放送。
いまやリチウムイオン電池はあらゆる製品に使われていているが、意外にも正しい廃棄方法を知らない人が多く、適当な廃棄が原因でゴミ処理場での発火が相次いでいるという。
番組では、東京都におけるここ10年でリチウムイオン電池が原因と思われる火災の件数が約9倍に増えているとも紹介されていた。
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番組でリチウムイオン電池の廃棄に関する街頭インタビューを実施したところ、「燃えないゴミの日に出す感じ?」「不燃ごみですか?」と正しい廃棄方法を知っている人は少ない様子。
なお、リチウムイオン電池は基本的に可燃ごみ、不燃ごみのどちらにも捨てることはできず、一部自治体では有害ごみとして回収していたり、そもそも回収を行っていない自治体もあったりと対応がまちまち。これも廃棄方法の認知が進まない理由の1つだろう。
しかし、適当に捨ててしまうとゴミ収集車やゴミ処理場での火災につながる可能性があるため、廃棄する前には地域や自治体のルールを確認することが大切だ。
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基本的に安全を期しているモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンだが、リチウムイオン電池は強い衝撃を受けたり、経年劣化、高温といった特定の状況において発火するケースもある。そのため、ユーザーはもしもの時に備えて対処方法を知っておくのが大切だろう。
番組に出演していた三昌商事の担当者いわく、リチウムイオン電池は発火の際に非常に高温の熱が出るため「水をかけても消えない」「中の液体が混ざってエネルギーが促進される」として“水での鎮火”はNGだと語る。そして、発火のメカニズムが異なり有効な手段が限られているため「砂をかけるのが有効な鎮火の仕方」と紹介していた。
便利な商品であるモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、使用時には廃棄方法といざという時の対処法方を知っておくとよさそうだ。
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Source:Amazon.co.jp
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根室 ひねき:『Sirabee』編集部記者。
ブラックコーヒーとブラックチョコで稼働している、東京育ちの20代のライター。取材、食レポ、エンタメ系などを中心に執筆することが多い。筋トレの沼から抜け出せなくなった悲しきゴーレム。

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