危篤の親族を見舞いに…夜出発した船が転覆 行方不明の76歳女性の死亡確認 約11キロ離れた沖で見つかる

10月24日、三重県鳥羽市の答志島沖で、男女3人が乗った漁船が転覆し、男性2人が死亡、女性1人が行方不明になっていた事故で、行方不明の76歳女性が、現場から11キロほど離れた鳥羽市の沖合で見つかり、死亡が確認されました。鳥羽海上保安部によりますと、27日午前8時20分ごろ、漁船が転覆した現場からおよそ11.5キロ離れた鳥羽市の石鏡沖で、「海上に人が漂流している」と近くを通りかかった船の船長から漁協を通じて通報がありました。およそ1時間後に女性1人が引き上げられました。女性は、行方が分からなくなっていた山下美智子さん76歳で、死亡が確認されました。
この事故で、山下さんの夫の山下定宏さん(76)と、船長の西川豊博さん(76)も死亡しています。船は山下さん夫婦が危篤になった親族に会うため、伊勢市内の病院へ向かおうと、答志島を出発した直後に転覆したとみられています。
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