ロシア軍の装甲車を「レオパルト2」戦車が撃破 “砲弾直撃”で大爆発も 緊迫の映像が公開

戦闘行動中の「レオパルト2」の映像は珍しい。
ウクライナ国防省は2024年10月22日、同国軍のレオパルト2A4戦車がロシア軍の装甲兵員輸送車2両を破壊したと発表。映像を公開しました。
ロシア軍の装甲車を「レオパルト2」戦車が撃破 “砲弾直撃…の画像はこちら >>レオパルト2A4戦車(画像:ラインメタル)。
レオパルト2はドイツが開発した戦車で、欧州では多くの国々で採用されているベストセラー戦車です。2A4型は初期に製造されたタイプで、砲塔前面の防盾部が垂直になっていることが特徴です。
後に登場したA5型以降は、砲塔前面と側面に楔型の増加装甲が取り付けられており、同じレオパルト2でも、初期型と後期型では外観が大きく異ります。
公開された映像では、縦列で進むロシア軍の車両に対して、レオパルト2A4が移動しながら何度も主砲を発砲しています。映像は不鮮明ですが、直撃弾を受けたロシア軍の車両が炎上したことも確認できます。
戦闘行動中の「レオパルト2」の映像は比較的珍しく、ウクライナ東部ドネツク州の最前線で激しい戦いに投入されているようです。
ウクライナ国防省によると、今回ロシア軍を攻撃したレオパルト2A4は、第33独立機械化旅団に所属する車両とのこと。なお、ウクライナ軍のレオパルト2A4には、砲塔前面に後付けの鉄製フレームとゴムマット、車体側面に爆発反応装甲を取り付けている車両も確認されています。

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