電車の走行中に流れる車掌からのアナウンス。
「次は○○駅です」「お忘れ物にご注意ください」など、乗客のための情報が大半でしょう。
しかし、宮崎県に住むRika(@englishcafe225)さんは、珍しい車内放送の場に居合わせたといいます。
Rikaさんが耳にしたアナウンスは、車掌の個人的なこと。
しかし、外を眺めていたRikaさんは、流れてきたアナウンスに心を打たれたといいます。
私ごとですが、この電車を持ちまして私の41年の勤務を終えます。
本日のご乗車、誠にありがとうございました。
電車内に流れて来たのは、本日が車掌の最終出勤日であることを知らせるアナウンス。
終点に到着すると、車掌の家族とみられる人たちが、花束を渡してねぎらっていたといいます。
車内放送だけでなく、運転士に出発の合図を送ったり、安全確認を行ったりなど、41年間、車掌として働き続けるのは大変なことです。
Xに投稿された心温まるエピソードには、多くの人から「お疲れさまでした」の声が上がりました。
・こんな素敵なアナウンスなら、私ごとでもいいと思う!
・まるで映画みたいな状況に、ウルウルしてきた。
・今、涙をこらえながらご飯を食べています…。
日頃から、電車がスムースに運行できるよう、さまざまなシーンで支えてくれている車掌。
これからも感謝の気持ちを持って、電車を利用していきたいですね。
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[文・構成/grape編集部]