(資料写真)琉球エアーコミューター(RAC)の航空機
沖縄県内の離島路線を中心に運航する琉球エアーコミューター(RAC、那覇市)は24日午前、保有する航空機4機の車輪に不具合が見つかった問題で原因を特定できず、同日の全41便を欠航すると発表した。全便欠航は23日に続き2日連続。24日は旅客1515人に影響が出る。今後の見通しはたっておらず、影響が長引く可能性がある。担当者は「JALグループの機材を使い、臨時便を含めて少しでも早く運航を再開できるよう努めたい」と話した。
同社は日本トランスオーシャン航空(JTA)による臨時便として、午前中に那覇―久米島を結ぶ往復1便を運航した。午後も那覇―久米島(午後5時45分発、同6時25分着)、久米島―那覇(午後7時発、同7時40分発)を運航する。
RACが保有する5機のうち4機で22日、タイヤのホイールを留めるボルトに緩みが見つかった。過去に同様の事例はなく、原因の特定を急いでいる。23日はRACの運航する全便が欠航となり、1516人に影響が出た。琉球エアーコミューターが2日連続で全便欠航 10月24日の4…の画像はこちら >>(資料写真)琉球エアーコミューター(RAC)の航空機”>