授業で定着していない部分を補ったり、試験の準備をしたりするために行う、家庭学習。
自主的に勉強する人もいれば、学校から出された宿題をやる人もいます。課題につまずいた際には、子供が親の知恵を借りることもあるでしょう。
大学教員の小谷太郎(@tarokotani)さんがXで投稿した、娘の宿題を解こうとした際のエピソードが話題を集めています。
ある日、自宅で勉強をしていた、高校3年生の娘さんから「物理の問題が難しい」といわれたそうです。
物理学の博士号を持っている小谷さんが「どれどれ。お父さんがちょっと見てやろう」といい、問題を解こうとしたら…。
※写真はイメージ
「普通に解けないんだが…」
なんと、物理の問題が意外と難しく、解くことができなかったといいます。
この状況について小谷さんは、「父親としての威厳と博士号の権威がピンチだ」と感じたそうです。
確かに、博士号を持つ父親として、子供に頼りになる姿を見せたいところでしょう。
専門知識を持つ小谷さんでも、実際の問題には、また別の難しさがあったのかもしれませんね。
なお、小谷さんの元妻も博士号を持っているため、元妻が娘さんの問題を解くことができれば、博士号の権威は保たれるとのことです…。
14万件もの『いいね』が付いた投稿には、たくさんのコメントが寄せられました。
・習った方法で解かなければいけない難しさはありますよね。
・博士号が白紙に…。
・頑張れ、お父さん!あ、博士の部分も!
・博士号を持つ人でも解けない物理問題が気になる。
物理の問題で苦戦していた娘さんでしたが、最終的に自力で解いたそうです。
自力で答えを導き出し、成功体験を積めたので、娘さんにとってはよかったのかもしれません。
きっと、娘さんの小谷さんへの尊敬も、そう簡単に揺らぐことはない…でしょう!
[文・構成/grape編集部]