部活の顧問「ポケットに手突っ込むのをやめろ」 生徒の返事に、先生側が号泣

何気ない行動が、見る人にマイナスの印象を与えることがあります。
ポケットに手を入れたまま、相手の話を聞く人は、ただリラックスしているだけかもしれません。
しかし、場合によっては失礼な態度に見えるため、ポケットから手を出しておくのがマナーだともいわれています。
中学生時代に卓球部だった、えな鳥(@wani_kawaiinono)さん。
ある日、顧問の先生から次のように注意をされたといいます。
「試合中にポケットに手を突っ込むのをやめろ」
※写真はイメージ
きっと、先生の目には生意気な態度に見えたのでしょう。
試合相手にも失礼と思ったのか、指導をしたのでした。
ところが、えな鳥さんからすると予想外な指摘だったのです。なぜなら、ポケットに手を入れていた理由が…。
「先生にもらった手書きの応援メッセージを、いつもポケットに入れて、苦しい時はちょっと触って、勇気をもらっているんです」
そう、えな鳥さんは、先生からもらった言葉をお守りのように持っていたのです!
えな鳥さんによると、先生が書いてくれた応援メッセージは「自分を信じて」という内容だったとのこと。
自分の言葉が、本当に生徒の支えになっているのを目の当たりにした先生は、どれほどの衝撃を受けたでしょうか。
ポケットから取り出した実物を見せられると、込み上げる感情を抑えきれず、号泣してしまったのでした。
※写真はイメージ
生徒のことを想いながら書いた言葉。
それがどう響くかは相手次第のため、本当に支えられているのか確信が持てず、大人とはいえ不安になる時もあるでしょう。
言葉がきちんと相手に届き、大切にされていることを知ったら、例えいつもは冷静な人でも、感動してしまいます!
外観から真意は分からず、時にすれ違うこともあるもの。誤解がとけ、落ち着いた後、先生は笑顔を見せてくれたはずです。
部活に打ち込んでいた、青春時代の忘れられない思い出に、胸を打たれますね。
[文・構成/grape編集部]

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