防空システムにも被害が続出していました。
イギリス国防省は2024年10月17日、ウクライナ軍の攻撃により、クリミア半島に駐留するロシア軍の能力が徐々に低下しているとの見解を発表。ウクライナ軍の攻撃を受けたフェオドシヤ石油ターミナルの衛星画像を公開しました。
クリミア半島のロシア軍が弱体化? 巨大な石油基地に大きな被害…の画像はこちら >>ロシア軍で運用されているSu-30SM(画像:ロシア国防省)。
ウクライナ軍は2024年10月7日、ロシアが一方的に併合したクリミア半島南部に位置するフェオドシヤ石油ターミナルを攻撃。大きな被害が発生した模様です。この石油貯蔵所は、今年3月にもウクライナ軍の標的となっています。 公開された衛星画像を見ると、石油ターミナルで大規模な火災が発生し、複数の石油タンクが黒煙に包まれていることが確認できます。
イギリス国防省は、クリミア半島におけるウクライナ軍の2024年の攻撃目標には、石油ターミナルだけでなく、防空システムや飛行場、司令部、海軍施設、兵站施設、ケルチ海峡大橋も含まれていると指摘しています。