さまざまな理由で「学校に行きたくない」と口にする、子供はたくさんいますよね。
しかし、些細なきっかけで、学校に来る意欲が湧くことも珍しくはありません。
小学3年生の息子さんを育てる母親の、田中(@kitwell_tanaca)さん。
ある日、息子さんと同じクラスにいる、女の子の母親から『LINE』のメッセージが届いたといいます。
母親いわく、女の子は、学校の行き渋りが続いていたものの、最近は嬉しそうに登校しているとのこと。
ワケを聞いたところ、休み時間の音楽室で、投稿者さんの息子さんに、ピアノの演奏を披露するのが楽しみなのだとか。
息子さんが、演奏を褒めてくれるようで、母親は「娘が嬉しそうにしていた」「ありがとうとお伝えください」と投稿者さんに感謝の気持ちを伝えました。
投稿者さんが、『LINE』の内容を息子さんに伝えたところ…。
※写真はイメージ
ある日、休み時間に音楽室の前を通ったら、すごく素敵なピアノの音が聴こえたんだよ。
覗いたらその子が弾いていて、それから毎日、演奏を聴かせてもらっているよ。
僕、その子が弾くピアノが好きなんだ。
「ありがとう」は、こっちの言葉なんだよな~。
素直な気持ちを言葉にする、息子さん。
女の子の演奏が、よっぽど気に入ったのでしょう。自分の好きなものを「好き」と素直に表現できる、息子さんの感性が素晴らしいですね!
そんな息子さんの言葉は、きっと女の子の心も救ったはず。音楽室で一緒に過ごすひと時は、2人にとって大切な時間となることに違いありません。
息子さんの優しい言葉に「エモい…」と、涙を流した投稿者さんなのでした。
【ネットの声】
・素敵な言葉。『スタジオジブリ』やアニメ映画監督の新海誠さんの世界ですね。
・朝から泣きそう…。きれいな世界ですね。エモすぎる。
・我が子の素敵な話をほかの人から聞くと、嬉しいですよね。息子さんナイス!
・心が満たされる。尊いな。『いいね』を100回押したい!
最後に、投稿者さんは「音楽室で2人が一緒に過ごす休み時間は、いつかは終わりを迎えるかもしれないけど、その幸せな時間は記憶の1ページになる」と締めくくります。
成長して大人になってからも、音楽室の大切な思い出は、2人の心を照らし続けることでしょう。
素敵なエピソードに、たくさんの人が心を震わせたのでした!
なお、田中さんは、知育玩具メーカーの株式会社キットウェルで広報担当をしています。
『Kit well』のInstagramアカウントでは、オモチャの情報なども発信しているので、気になった人は覗いてみてはいかがですか。
Instagram:kitwell.official
[文・構成/grape編集部]