10月27日に投開票が行われる衆院選。東京7区から立候補する自民党の丸川珠代氏(53)に、逆風が吹いている。
今回、丸川氏は参院からの鞍替え出馬となる。しかし、丸川氏は822万円の政治資金収支報告書への不記載問題で自民党から戒告処分を受け、党から公認はされたものの、比例代表への重複立候補は認められなかった。
裏金問題をつかれ厳しい戦いとなる丸川氏だが、世間の反応は冷ややかだ。
10月19日、「Smart FLASH」が、丸川氏が街頭演説で「小選挙区1本です。どうかお助けください」と涙ながらに訴えて回っていると報じると、ネット上では国民の苦境に手を差し伸べずに裏金問題まで招いたとして《どの口が、『どうかお助けください』 と言ってるんだろうか。 心底腹が立つ》《困っている国民を助けるのが議員なのに、選挙で泣くとか、助けてくださいとか、議員を何だと思っているのだろう》と批判の声が続出。
また、10月16日に安倍晋三元首相の妻・安倍昭恵さんと共に行った街頭演説の様子に対しても反発の声が寄せられている。
「街頭演説で丸川さんは、政治資金問題で不信を招いたことを謝罪した上で『私自身に個人の口座での資金の管理やあるいは使途不明金というものはありません』と主張。さらに『正しい道をいくものが、正しい道を進める政治を。そういう思いで天におられる安倍先生に……』と涙を流す様子が報じられました。この動画がXで拡散すると、《丸川珠代 、正しい政治とか言っておきながら政治資金不記載なの全然正しくなくて笑う》《誰がどの口で言ってんの?》などと厳しい指摘が相次ぎました」(政治部デスク)
そんな丸川氏の姿に、著名人たちからも続々と冷ややかな反応が寄せられてる。
有名実業家の田端信太郎氏は10月23日、自身のXで丸川氏についての一般ユーザーの投稿を引用し《クソしょうもねえ。国会議員ってのは、自分が国民を助けるためのものなの!お前が、泣いて頼んでどうする。議員なんか、やめちまえ!》とコメント。
幻冬舎編集者の箕輪厚介氏も同日、《なんで散々税金払った上にあなたを助けなきゃいけないんだよ。根本的になにか勘違いしてないか? 確か僕の選挙区だったから絶対に投票しない》と投稿していた。
厳しい戦いとなる丸川氏。涙の訴えは有権者の心に届くのだろうか。