新潟県胎内市の小学生が古墳で土器の発掘調査に挑戦しました!果たして子どもたちは地元の歴史を伝えるものを発掘できたのでしょうか。
10月22日、胎内市で地元の小学生が目を輝かせながら向かったのは、国史跡「城の山古墳」の発掘調査です。
約1700年前につくられたという城の山古墳。
この日は過去に発掘されたという古墳時代の土器などを求めて、特別に地元の小学生が発掘調査に挑戦しました。
【高濱優生乃アナウンサー】
「生徒たちは深さ約1m30cmほどの古墳の中に入って掘り進めています。果たして土器のかけらを見つけることはできるのでしょうか」
固い地面を力いっぱいに掘り進めていくと、土の中から何やら細長い物体が!
児童:「箸じゃない?箸」
児童:「箸!?」
児童:「木の枝じゃない?」
今回は残念ながら土器を発掘することはできませんでしたが、児童は古墳での調査を楽しんだようです。
【児童】
「掘っても掘っても、全然出てこないところが難しい」
【児童】
「楽しい」
【児童】
「なんかめっちゃ重い粘土を触っているみたいで難しい」
【胎内市教育委員会生涯学習課 伊東崇さん】
「この地元の宝というか、本当にこの誇りというか。こんな素晴らしい遺跡があって、そういったものもあるということをやっぱり感じてもらいたい。夢とロマンを持って大人になってもらいたい」
発掘体験を通して児童は地元の歴史への関心も高めていました。