「故障につながるなんて…」 炊飯器レシピの落とし穴に「どれもやりがち」

材料を入れてスイッチを押すだけで料理が完成する、炊飯器調理。SNSではさまざまなレシピが紹介されていて、活用している人も多いでしょう。
しかし、調理方法によっては炊飯器が故障する恐れがあるため注意が必要です。
象印マホービン(zojirushi_official)の公式TikTokに掲載されている、炊飯器調理での注意点6つを紹介します。
※動画が自動で再生されます。
故障や調理中のトラブルを避けるために、炊飯器調理でやってはいけないことを必ず把握しておきましょう。
煮炊きすると分量が増える、乾麺のような材料を入れて炊飯すると、炊飯中に吹きこぼれたり外蓋が開いたりしてしまいます。
ご飯を炊いた内釜を使って酢飯を作っていませんか。酢の酸が内釜のフッ素コーティングをはがし、傷めてしまう恐れがあります。
重曹のように泡が出る材料を使った調理も避けてください。加熱によって急激に泡が出て、炊飯中に吹きこぼれてしまうことも。
また吹き出た泡が蒸気の出口を塞いでしまい、外蓋が開いてしまう場合があります。
とろみのある料理や多くの油を使う料理を炊飯器で作ろうとすると、温度センサーが誤作動する可能性があります。
誤作動によって、内釜の底を焦げ付かせたり傷めたりするだけではなく、炊飯器自体が故障する原因に。これらのような料理を作らない、もしくは適量の油を使用するなど注意しながら調理してください。
ポリ袋・クッキングシート・アルミ箔・ラップなどを使って炊飯器調理をすると、外蓋と本体に隙間が生じることも。
その隙間から蒸気が漏れるほか、調理途中に外蓋が開く恐れがあります。作る前にレシピを確認し、ポリ袋やシート類を使うレシピは避けましょう。
葉物やトマトを炊き込むと、葉や皮が蒸気経路を塞いでしまうことがあります。
すると外蓋と本体の間からの蒸気漏れたり、炊飯途中に外蓋が開いたりするトラブルが起こりかねません。
炊飯器をより長く使うには、正しく使うことが大前提です。
炊飯器調理は少ない手間で料理が作れる画期的な方法ですが、やってはいけない調理法をしっかり把握しておかなければトラブルにつながります。
SNSで「作ってみたい!」と思ったレシピがあった場合は、まずは安全に炊飯器調理ができるかどうかをしっかり確認してくださいね。
[文・構成/grape編集部]

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