「ただものではない…」 鹿児島空港に設置されたイス 裏を見ると?

空の玄関口である、空港。
地元の名産品が売られていたり、ご当地グルメが食べられたりと、搭乗する飛行機を待つ間も、いろいろな楽しみ方ができますよね。
鹿児島空港を訪れた、FUNA(@FUNA84)さんは、空港に設置されたあるイスを見て、ハッとしたといいます。
何気なく置かれたイスですが、実はただものではないのだとか…。
FUNAさんが裏面の写真をXに投稿したところ、反響が寄せられています。添えられたコメントとともに、こちらをご覧ください。
「鹿児島空港のイス、イームズのシェルチェアっぽいデザインだなって思ったら、貴重な本物、オリジナルだった!」
インテリアに関心のある人なら、一度は耳にしたことがあるという『イームズ・シェルチェア』。
アメリカ合衆国の著名なデザイナー、イームズ夫妻がデザインしたもので、シンプルながらも機能的で美しいデザインが特徴です。
世界中にファンも多いという『伝説のイス』が、鹿児島空港にたくさん設置されているなんて、驚きですよね!
同空港のウェブサイトを見ると、次のように紹介されていました。
国内線ターミナル2階の搭乗ゲート内及び国内線ターミナル3階の航空展示室には、1972年(昭和47年)の開港当時から使われているハーマンミラー社の椅子「イームズ・シェルチェア」が多数設置されています。それぞれのくつろぎのお時間をお過ごしください
鹿児島空港 ーより引用
なんとこれらのイスは、1972年の開港当時からずっと現役で使われ続けているとのこと。
見た目のかっこよさだけでなく、優れた耐久性にも感動させられるでしょう。
投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。
・デザインも古くならないし、さすが。座り心地も時代を超越したよさがあります!
・地元民ですが、まったく知らずに、のほほんと座っていました…。
・イスに気付いてくれて嬉しい!ふるさとの自慢の空港です。
・何度も行ってるのに、気付きもしなかった。いいことを教えてくれてありがとう!
・メンテナンスもしているだろうけど、何万人が腰かけてもくたびれないのがすごい。
空港が建てられた際、利用客が待ち時間をリラックスして楽しめるよう、『イームズ・シェルチェア』を導入することを決めたのでしょう。
イスを巡る当時の人々の想いを想像すると、なんとも感慨深い気持ちにさせられますね。
鹿児島空港を訪れた際は、ぜひこれらの美しいイスに注目してみてください!
[文・構成/grape編集部]

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