しっかり掃除しているはずなのに、なぜかにおうキッチンや浴室。その原因は排水口や排水管にあるのかもしれません。
水回りのプロである『TOTO』(totoltd_official)のInstagramを参考に、気になるにおいを撃退しましょう。
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「キッチンのにおいが消えない」と感じたら、排水する際に水が通る場所をチェックしてみてください。
生ゴミが排水溝にそのまま流れないように受け止める『ゴミ収納バスケット』は、雑菌や排水が溜まりやすい場所です。
においが気になる場合には、この部分もしっかり洗いましょう。
こまめにゴミを捨てることはもちろんですが、台所用の中性洗剤を付けたスポンジで洗うのも効果的です。
汚れが気になる場合には、食器用のスポンジと分けて洗うようにしてみてください。
キッチンで出るすべての排水が集約される排水口は、雑菌や油汚れがにおいの原因になりやすい場所です。
キッチンを掃除する際には、ゴミ収納バスケットと同じように、台所用中性洗剤を付けたスポンジで洗い流しましょう。
また、夜寝る前のひと手間も効果的です。排水口に油汚れ用の弱アルカリ性粉末洗剤を入れ、お湯を注いでから朝まで放置しましょう。
浴室、特に洗い場のにおいが気になる場合には、排水口にある『排水トラップ』を点検してみてください。
排水トラップに水が溜まっている状態なら、多くの場合、ヘアキャッチャーに髪や汚れが詰まっています。
この詰まりがにおいの原因になるため、古い歯ブラシなどを使って取り除きましょう。
汚れがこびりつき、なかなか取れない場合には、つけ置きや酸素系漂白剤の使用もおすすめです。
また、水が溜まっていない状態なら、下水溝から上がってくるにおいを封じるための水量が足りていないことになります。
排水トラップの『封水筒』を確認して、ずれているようであれば正しくセットし直しましょう。
セットし直した後にトラップ穴へ水を流し、適切な水量になるように確認してみてください。適量になればにおいが解消しやすくなります。
「きれいに掃除しているのに、においが気になる」ということは決して珍しいことではありません。
ほかに心当たりがなければ排水エリアからにおいが出ている可能性が高いでしょう。
本記事で紹介したTOTOの情報を参考にして、素早く対処してみてください。
[文・構成/grape編集部]