表示看板やバリケードに突っ込む車…誘導員命がけ 高速道路工事現場での事故増加 原因の9割は脇見・居眠り・漫然運転

日々各地で行われている高速道路のリニューアル工事や集中工事。走行の際は、十分な注意が必要です。東海北陸自動車道の関SA付近での事故や新東名高速の浜松SA付近での事故。工事現場の表示を吹き飛ばす車両。作業中の車に突っ込んだ瞬間の映像です。別の場所での映像には、画面奥に旗を振る誘導員。それを無視して表示をなぎ倒すトラック。工事区間で発生した恐怖の瞬間。誘導員はギリギリでトラックを回避していました。日々各地で行われている高速道路のリニューアル工事や集中工事。走行の際は十分な注意が必要です。
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工事のために設置したバリケードに突っ込むトラックや乗用車。バリケードは破壊され、中に重りとして入っていた水が吹きだしました。事故映像を見た高速道路利用者は。(40代 虎渓山PA/上り 岐阜・多治見市にて)「結構怖い。どこでもあり得るので毎日気を付けて運転しないといけない」(40代)「怖いですね。誘導員は命がけですね」
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行楽シーズンに入り、車ででかける機会も増えています。18日午前、愛知県から岐阜県に向かって中央道を走りました。(大野和之記者)「中央自動車道の上り車線。小牧東ICを過ぎた辺りです。工事現場は結構車線ギリギリまで工事が行われていて、注意が必要ですね。ちょっと圧迫感を感じます」
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中央自動車道のリニューアル工事は12月16日まで行われる予定で、10月18日も交通集中による渋滞が発生していました。工事は車線ギリギリのところでも行われていて、走行には注意が必要です。
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パーキングエリアで出会った人たちも中央道の工事区間については。(40代 虎渓山PAにて)「もちろん徐行して、距離をとって、絶対に人に当たらないように運転している」(50代)「工事だと思ったらあまりイライラもせずに、割り切って走るのが一番」(40代)「誘導員もいるので、本当にヒヤッとすることがある」
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NEXCO中日本によりますと、管内の高速道路の工事規制箇所での衝突事故件数は、2021年度は556件、2022年度は789件、2023年度は878件と増加傾向にあるとのこと。事故原因のおよそ9割は脇見運転・居眠り運転・漫然運転が占めるということですが、最新の車が備える自動運転支援機能の影響も原因になっていると言います。
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(NEXCO中日本企画統括課 加藤健太課長代理)「自動運転の運転支援機能を過信してオートクルーズで突っ込んでしまう事故も散見される」
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自動運転支援機能は、障害物の検知については完璧にできるわけではありません。渋滞の防止、緩和に役立つ機能とは言われていますが、その機能に頼り切って走行するのはやめなければなりません。Qオートクルーズ使いますか?(40代 虎渓山PAにて)「結構使う。便利です。でもやっぱり気が緩むところは正直ある。オートクルーズは過信しすぎないように(している)」
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(50代)「機械も良くはなっているが、物に頼らず自分自身できっちりやっていかないといけない」コロナ禍以降、徐々に行動範囲がひろがってきました。2024年秋。長距離運転を予定している方は、十分にご注意ください。

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