名古屋の広場に『黒いトラック』出現!正体は…日本酒バー16年間熟成の銘酒など“飲み放題” 実は全国を回っています

名古屋・栄の街中に突然現れた1台の真っ黒なトラック。その正体とは…?
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10月5日の早朝。まだ人けのない名古屋・栄の広場に止まった1台の黒いトラック。トラックの持ち主、山本将守さん。日本酒が好きでこの車を作りました。
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(『BLACK BOX』山本将守さん)「一回出しますね」小さなスイッチを押すと、トラックの側面が迫り出してきます。
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(山本さん)「茶室のお酒バージョンを、たぶん日本ではじめて造った」栄のど真ん中に止めたこのトラックで、日本酒のバーを開くというのです!
翌日、日曜日の夕方に訪れると、外には靴が。階段を上って小さな入り口から入ると…日本酒を楽しむ人たちが!カウンターの中で、山本さんがとっておきの日本酒を薦めていました。

(山本さん)「きょうの目玉、『南部美人』!これは2008年に仕入れた物を、僕が100本くらいこっそり熟成している。『今買ったらいくらになるんだ』というくらいの価値」岩手の銘酒「南部美人」を16年間熟成させたもの。1杯で5000円以上の価値があるんだとか!
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(お客さん)「おいしいですね。深みがあって」そしてこちらは…(山本さん)「作。選ばれた所にしか卸してもらえないお酒」
エアコンも完備され、「BLACK BOX(ブラックボックス)」と名付けたこのトラックを、2000万円かけて作り、全国を回っている山本さん。

(山本さん)「日本酒と向き合って飲むことで、何か頑張ろうとか、一つの行事みたいに考えてもらったら」すべては、“日本酒の良さをもっと知ってほしい”その思いからです。
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元々、実家は愛知県北名古屋市の小さな酒店で、そこを手伝うようになって日本酒に魅せられました。日本中の酒蔵を訪ね歩いて人脈をつくり、今は、日本酒専門のバーを全国に5店舗を展開するなど、名の知れた存在です。
日本酒を、単なる酒ではなく、大切な文化として残していきたいという山本さん。(山本さん)「記憶に残してくださいね!一杯の楽しみって結構思い出になる」
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山本さんの思いをのせた「BLACK BOX」は、名古屋栄で18日から始まる日本酒のイベントに登場します!
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