「気を付けようと話したばかり」 市川で住宅侵入盗、不安増す近隣住民 4、5日前には「ドアたたいてくる男」

地元住民が「のどかな場所」と口をそろえる地域が緊迫感に包まれた。市川市柏井町での住宅侵入盗事件。近くに住む50代女性は「白井と船橋でも(強盗)事件があって、気を付けようねと夫婦で話したばかり。まさかこんな近所で」と戸惑う。近隣の男性(70)は「怖いし、防犯対策もしたいけれど、窓ガラスを割られたらどうしようもない」と不安がる。
近隣の介護施設で働く男性(27)は「夜は街灯が少なく、人が通っていても分からない」。付近に畑を持つ農業の男性(58)は「連日起きている強盗事件が(自分に)近づいてきているようで怖い」と心配し、現場の辺りは畑に囲まれ周りの家と離れていて「助けを求めても気付かれないんじゃないか」と懸念する。
近所の別の男性(90)は、数カ月前から屋根や外壁の補修業者を名乗る不審な男の訪問を受けていて、顔を記録するカメラ付きのインターホンを設置したという。「4、5日前にはインターホンを鳴らさずにドアをたたいてくる男がいた。犯行の下見をしていたのでは」と振り返った。

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