“300円弁当”や定価の半額商品も… 激安スーパーの秘密 魚は「安く仕入れて置くだけ」カップ麺やお菓子は「変わった風味や限定商品を」

お値打ちを売りにする名古屋市内の「スーパー ヤマト」。
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(買い物客)「週1ですね。やっぱり安いんで」「近くにスーパーがあるけど(ここが)安い。お弁当があるし、お惣菜もあるし。(お弁当)298円!」
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名物の300円弁当をはじめとした、お値打ちな品々は消費者にとって頼もしい存在ですが…(スーパーヤマト 大幸店 黒田敦司店長)「人件費も上がって、物価も上がって。その中できちんと利益をいただくことが難しいところ」そんな中、一体どのようにして安さを維持しているのでしょうか?
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まずは、鍋シーズンに欠かせない鮮魚コーナー、この売り場に低価格の秘密があるそうで。(スーパーヤマト 大幸店 黒田敦司 店長)「市場で安く仕入れ、置くだけ」
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そう、鮮魚は仕入れた“そのままの姿”で陳列!こうすることで魚をさばく手間が省け、人件費のカットにつながっているんだとか。「自分では、さばけない…」という方もご安心ください。
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(黒田店長)「“お刺し身に”三枚おろしに”と言われると、50円いただいて、ぶつ切りにしたりして、さばいている」加工が必要な客だけが料金を支払う仕組みにすることで、商品全体の価格を抑えられるといいます。
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続いては、カップ麺やお菓子。独自の仕入れ術で安さを実現しているんだとか…(スーパーヤマト 大幸店 黒田敦司 店長)「見たことないでしょ?『焼きとうもろこし味』。こういう、ちょっと珍しい味。大手企業は大量に仕入れて売っている。その値段には勝てないので、ちょっと変わった味ばかり」
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期間限定品や、ちょっと変わった風味など、需要が少なさそうな商品は低価格での仕入れが可能。定価185円の商品が、販売価格は88円と半額以下になっているものも!中には、お得かつ珍しい味に魅了され、箱買いする人もいるんだとか。
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そして、天候などの影響を受けやすく高騰している野菜は…(黒田店長)「(収獲が)少量で余った物を買う。その分、価格を安く」大手スーパーは野菜を大量に仕入れる必要がありますが、店舗数が限られるスーパーヤマトでは、収穫量が少ない野菜を“あえて狙う”ことで安く仕入れることができるといいます。
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この日のおすすめは、ブロッコリー。一般的には250円ほどするものが、この日は214円!
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(黒田店長)「問屋も客も私たちも、みんな喜べる価格設定を続けていきたい」安さの裏には、様々な工夫で価格を抑えようとする粘り強い努力がありました。

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