対自爆ドローン用 最新の防空兵器を米国防総省が購入「再利用も可能でコスパ高い!」

斬新な防空兵器?
アメリカの軍需企業アンドゥリル・インダストリーズは2024年10月8日、迎撃ドローン「ロードランナーM」500機の納入契約をアメリカ国防総省と結んだと発表しました。
対自爆ドローン用 最新の防空兵器を米国防総省が購入「再利用も…の画像はこちら >>試験中の「ロードランナーM」(画像:アンドゥリル・インダストリーズ)。
「ロードランナーM」は、モジュール式のツインジェット搭載自律小型ドローンです。「ネスト」と呼ばれる箱型の発射台を利用し、あらゆる場所から迅速に発進し、最高1100km/hという亜音速と、卓越した敏捷性と安定性を持ち、AIにより敵のドローンを追跡。それを破壊することを目的としています。主にロシア軍が運用している「ランセット」やイラン製の「シャヘド136」などの自律攻撃型の自爆ドローンの迎撃に適しているようです。
大きな利点は、対空ミサイルシステムなどと違い、飛行中に目標を発見し命中できない場合は、発射地点に戻る性能を有しています。そのため基地に帰還することで再利用が可能です。
対空ミサイルなどよりはコストは安く抑えられているといわれており、同迎撃ドローンに加え、すでに国防総省に導入されている同社製の対ドローン用電子システム「パルサージャマー」の追加分を合わせ約2億5000万ドル(約371億)の契約となるようです。

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