「頂き女子りりちゃん」を名乗り、9月に名古屋高裁で懲役8年6か月と罰金の判決を言い渡された渡邊真衣被告の弁護士が、上告しました。二審判決などによりますと「頂き女子りりちゃん」こと住居不定・無職の渡邊真衣被告26歳は、2021年3月から去年8月にかけて、マッチングアプリや当時勤務していた風俗店で知り合った50代の男性3人から、1億5500万円以上を騙し取った詐欺の罪などに問われています。
“頂き女子りりちゃん” 弁護士が最高裁に上告 控訴審では…の画像はこちら >>
一審の名古屋地裁はことし4月、渡邊被告に懲役9年、罰金800万円の判決を言い渡し、渡邊被告側が不服として控訴。9月、名古屋高裁は「動機に酌むべき余地はない」と指摘した一方、「被害者に謝罪の意思を示している」などとして、一審判決より半年少ない懲役8年6か月と罰金800万円の判決を言い渡していました。名古屋高裁によりますと10月15日、渡邊被告側の弁護士から最高裁に上告があったということです。