運転士が停車駅を失念…非常ブレーキかけるも約200mオーバーラン 踏切がありバック出来ず次の駅へ JR羽越線・加治駅(新潟)

10月12日夜、新潟県新発田市の羽越線加治駅でJRの運転士が停車駅であることを一時的に失念し、オーバーランしました。この駅では4人が降車予定でしたが、4人は次の駅で上り列車に乗り換えたということです。

10月12日午後8時半すぎ、新発田市にあるJR羽越線の加治駅で停車の際に、約200m行き過ぎで停車しました。踏切があったため、加治駅にはバック出来ないことから、電車は次の停車駅である金塚駅へ。

加治駅で乗車する予定の客はいませんでしたが、降車する予定の乗客が4人いました。4人は次の金塚駅で上り列車に乗り換えて、加治駅に向かったということです。

JRによりますと、運転士は各駅停車のため、加治駅で停車することはわかっていましたが、他事を気にしてブレーキのタイミングを逃したということです。運転士は40代のベテランだったと言います。

また、電車内には車掌もいて、速度が早かったことに気づき、非常ブレーキをかけたということです。これによるケガ人はいませんでした。

JRは「ご利用のお客様に大変ご迷惑をおかけしました。今後このような事象を発生させないよう、指導を徹底してまいります」とコメントしています。

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