電車でぐずる赤ちゃんを、じっと見つめる酔っ払い 怒られると思いきや?

幼い子供を育てる親にとって、公共交通機関の利用は、時にハードルが高く感じることがあります。
昨今は、電車やバスの中でぐずった子供とその親に対し、心ない言葉をかけられたというニュースを目にすることも多く、不安な気持ちになる親は多くいるでしょう。
Summer(@YVRsashimi)さんは、5か月になる息子さんと電車に乗った時のエピソードをXに投稿。その内容が反響を呼んでいます。
ある日、電車内でぐずり出した息子さんを、あやしていたSummerさん。
すると、ビールを飲んでいた強面の高齢男性が、息子さんをジーっと見つめてきたといいます。
電車内で酔っ払いに絡まれるというのは、よく聞く話。男性が近付いてきた時には、Summerさんも「怒られるかもしれない…」とヒヤヒヤしたそうです。
しかし、男性は怒ることなどなく、「赤ちゃんにやれ」とお菓子の『ビスコ』を箱ごと差し出してきたのです!
※写真はイメージ
親切に感謝しつつも、Summerさんが「まだ子供が食べられないんです」と断ると、男性はさらにこんなひと言を発しました。
「お前が食えばいいよ」
息子さんだけでなく、Summerさんのことも労ってくれた男性。さらに親子が電車を降りる際には「大きくなれよ。また会おうな」と優しく声をかけてくれたといいます。
「ただのいい酔っ払いだった。みんな優しくて温かいなぁ」と振り返っていた、Summerさん。
投稿には12万件もの『いいね』が付き、コメントも多数寄せられました。
・なんやそれ!『ビスコ』を常備する酔っ払いは、かわいすぎるだろ。
・笑った。俳優の泉谷しげるさんで再生される。こんなおじいさんになりたい。
・「お前が食えばいいよ」はかっこよすぎ。惚れてまうやろ。
・強面なおじいさんのギャップがたまらん。好き。
おそらく、男性はぐずる赤ちゃんをあやす親を見て、「何か力になってあげたい」と思ったのでしょう。
電車を利用する子連れに対して、大抵の人はこの男性のような温かい眼差しを向けているのかもしれませんね。人の優しさが伝わるエピソードに、多くの人が和まされました。
[文・構成/grape編集部]

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