【女性の部屋探し】家賃が予算を超えそうでも絶対に妥協したくない設備条件は? – 街選びでは「治安の良さ」を最重視

CHINTAIは10月3日、女性のお部屋探しに関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年4月16日~4月23日、女性1084名を対象にインターネットで行われた。
○女性が選ぶ将来の住まい、賃貸が僅差で優勢

女性の将来の住まいに対するアンケートでは、「賃貸」を希望する人は全体の38.0%で最も多く、「持ち家」と回答した人は36.7%と、僅差で将来的に「賃貸」に住みたいと考える女性が多い結果となった。「賃貸」を希望すると回答した理由としては、「固定資産税がかからないから」「維持費が必要ないから」といった、経済的な負担を避けたいという意見が目立った。また、「ご近所トラブルがあった際にすぐ引っ越せる」という賃貸ならではの柔軟性も理由として多く挙げられている。一方で、「持ち家」を希望する人では、「安心感がある」「憧れがある」といった理由が多く見られた。

○女性が重視する街選びのトップは「治安の良さ」

女性が引越し先の街を選ぶ際、最も重視する項目は「治安の良さ」で、安心して暮らせる環境を求める姿勢がうかがえた。また、生活の利便性を重視する傾向も強く、特に「大きめのスーパーがある」や「通勤・通学のアクセスが良い」といった実用的な要素が上位にランクインした。

女性の半数以上が現在の街に満足、約3割は住環境に不満あり
現在、理想通りの街に住んでいるかという質問に対して50.3%の女性が「ほぼ理想通りの街に住んでいる」と回答した。理由としては、「駅から近く、緑も多い」や「落ち着いた街だけど便利な施設が近くにある」といった、利便性と自然環境のバランスの良い点が多く挙げられている。

一方で、「あまり理想に沿った街ではない」と感じる人が23.3%、「理想通りの街に住めていない」と回答した人は10.7%おり、女性の約3割が現在住んでいる街に対して何らかの不満を抱いている結果となった。その理由としては、「周りに何もない」「家の周りが騒がしい」など、環境や立地の不満が多く見受けられた。

○家賃が予算を超えそうな際は、「家具・家電付き」を諦める女性が最多

家賃が予算を超えそうな場合に最も諦める設備条件では、「家具家電付き」が最多となった。家具や家電は自身でそろえられるため、優先順位が低いと考えられていることがうかがえる。また、2位が「オートロック」(10.5%)、3位が「宅配ボックス」(10.4%)という結果になった。街選びの際は、多くの女性が治安の良さを重視する一方、設備に関しては家賃とのバランスを考えて「オートロック」の優先度を下げる場合があるようだ。

○予算を超えそうな場合でも妥協したくないのは「バストイレ別」

家賃が予算を超えそうな場合でも妥協したくない設備条件では、「バストイレ別」が42.5%で1位となった。次いで多かった回答は「2階以上」となった。また、3位には「エアコン付き」がランクインしていることからも、日常生活の快適さを求める女性が多く、これらの条件を妥協できないと感じていることがうかがえる。

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