『おむすび』結の父・聖人、心配性すぎる姿に視聴者推察 「傷が大きそう」「どれだけの物を…」

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7日放送のNHK連続テレビ小説『おむすび』では、帰宅がいつもより遅くなった結(橋本環奈)を“尋問”する父・聖人(北村有起哉)の姿が。視聴者からはその過度な心配性の裏にある“心の傷”を想像する声が上がっている。
ハギャレン(博多ギャル連合)の“緊急召集”で天神のゲームセンターに駆けつけた結。その後、片道1時間をかけて帰宅するが、家では聖人がソワソワしていた。
祖父・永吉(松平健)や母・愛子(麻生久美子)は気に掛ける様子もないが、心配で仕方のない聖人は結に電話。そこへ結が帰宅すると「おかえり。どこにおった? 誰とおった? 何しよったんや?」と矢継ぎ早に質問する。
ギャルといたことを隠したい結が「書道部の人たちと天神でハンバーガー食べよった」と答えると聖人は「ハンバーガー? 学校終わってわざわざ天神まで行ったんか。店の名前は? いつまでその店におったんや? 何バーガー食べたんや?」と質問攻め。
「ちょっと落ち着いてよデカ長!」と制止する愛子、「これからは遅くならんように気をつけるけん」という結の言葉にようやく落ち着きを取り戻した。
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結を心配するあまりの聖人の言動だが、Xでは「お父ちゃん高校生心配しすぎ」「親父過保護!」「お父さんは結のことが心配なんだろうけど、過干渉すぎるだろ!」との声が。
「お父さん、娘が心配なのはわかるけどあの怒り方は反発されるだけだよ」「『誰とどこで何してた』って…私から見てもウザいお父さんです。子供を心配する気持ちは痛いほど分かりますが」などと視聴者からツッコミが相次いだ。
しかし一方で「お父さんの心配の仕方が、ただの親バカだからではなくて『生きているかどうかが心配』レベルなのは先週の一瞬のインサートから推しはかられる」といった見方も…。
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以前、兵庫・神戸市で暮らしていた結の一家は1995年1月17日の阪神・淡路大震災で被災し、父・聖人の故郷である糸島へ移住。
先月30日放送の第1話では祖母の佳代(宮崎美子)と愛子の「あげん小さかった結が高校生ね」「もう9年だもんね」という会話に反応した聖人が「9年やない。9年と2ヶ月と20日や」と訂正している。
そして2日の放送で書道部の入部に悩む結が「いくら楽しくても、なくなっちゃうかもしれんし」と吐露した際には、幼い女の子と地震の被害で崩れた建物の様子が映し出され、結もまた心に癒えない傷を負っていることがうかがえた。
これらの描写から「お父さんが結の行き先をすごい勢いで尋問してたのは、束縛の強い父というより震災の後遺症もあるんじゃないかな」「もはや心配の仕方が生存確認。あの家族は神戸でどれだけの物を失ったんだろう…」「お父さん、結の帰宅が遅いだけで生死を心配しちゃうの傷が大きそう…」との声が上がった。
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また、テレビの前で電話する聖人のせいで野球中継視聴を邪魔された永吉が激怒までしなかったことや、聖人の様子をそっと見守ったり茶化したりする愛子など、家族の様子に注目した人もいたよう。
「周りも震災後の心配性に、さりげなく寄り添っているようだった。おじいちゃんも、大好きなホークス戦観るの邪魔されても仕方ないと思える程なのかな」「愛子さんはそれがいつもで心配だから敢えて茶化しているのかな」といった声が上がっている。

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