世界初かも!? 「世界最大の旅客機と綱引きします」成田空港で異例の対決! 人間は“勝てる”のか?

日本初なのは確実です!
総2階建ての胴体を持ち、「世界最大の旅客機」とも呼ばれる超巨大機、エアバスA380を人力で動かすことはできるのでしょうか。2024年10月に成田空港で「イベント参加者がA380と綱引きをする」という異色の企画をNAA(成田国際空港)が実施。A380を引っ張るのは、大人88人、子供86人の計174人です。
世界初かも!? 「世界最大の旅客機と綱引きします」成田空港で…の画像はこちら >>NAAらが開催の「成田空港 空の日フェスティバル2024」の様子(乗りものニュース編集部撮影)。
このイベントはNAAが主催する「成田空港 空の日フェスティバル2024」の一環で行われたものです。このイベントでは「小学生とその保護者が旅客機と綱引きをする」というのが恒例ですが、いつもはもっと小さな旅客機が使用されています。
2024年は成田市制施行70周年を記念し、ANAが運航するA380「フライングホヌ」が使用されました。ちなみにA380と人間の綱引きは「国内初、そして世界でも初めてのイベントかもしれない」(ANAの担当者)とのこと。A380は全長72.7m、全幅79.8m、そしてこのときの重量は340tです。綱引きは同じメンバーで配置を変えて2セット行われ、最終的にこの巨大旅客機を約20m動かすことに成功しました。
同日のイベントは400人の枠に対し8.5倍の応募が集まり、北海道からの参加者もいたほどの好評を博したといいます。イベントではこの綱引きのほかに、ANAの格納庫内に入り、制服着用体験や機内食を積み込む車両「フードローダー車」に乗り込める体験などが用意されています。
なお2024年は市制施行70周年のメモリアルイヤーということで、A380と綱引きという目玉イベントを盛り込んだほか、募集人員もいつもより100人増やしたとのことですが、倍率は例年(3~4倍)を大きく上回るものとなったとのことです。

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