沖縄県国頭村産食材の魅力を伝えようと、村は9月22、23の両日、首都圏の有名レストランのシェフや県外の有名農家を村内に招き、アピールした。シェフらは村内を2日間かけて回り、野菜や果物、豚肉などに舌鼓を打った。
23日には村役場で知花靖村長と意見交換した。東京都銀座のレストランでフライパンを握る中道暢さん(31)は、リュウキュウイノシシとブタを掛け合わせた「イノブタ」について「世界一と思っているスペインのイベリコ豚に匹敵するおいしさだった」と絶賛。その上で「沖縄の食べ物はあまり知らなかったが、可能性を秘めている食材が多い。うちのレストランでも使ってみたいものばかり」とたたえた。
知花村長は「自分の作ったものが有名店で使われることで自信がつくし、高所得化にもつながる」とシェフの高評価を喜んだ。
(北部報道部・松田駿太)「スペインのイベリコ豚に匹敵するおいしさ」銀座の有名店シェフ…の画像はこちら >>