「路上に立たず避難を」高速道路でのトラブル時 悲劇を防ぐには 伊勢湾岸道で路上にいた男性2人 後続車にはねられ死亡

高速の事故で車を降りた2人がはねられて死亡。悲劇はどうすれば防げたのでしょうか。
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事故があったのは愛知県東海市の伊勢湾岸道上り線で、3日午後8時半頃、故障で停まっていたトラックの後ろで2台の車が追突事故を起こし、路上に出ていた男性2人が乗用車にはねられました。この事故で、刈谷市の加藤歩さん(46)と、豊明市の田中貴士さん(52)の2人が死亡しました。
CBC
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事故の状況はこうです。追い越し車線に故障で停まっていた大型トラックの後ろで加藤さんの車が田中さんの車に追突しました。
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2人は車を降りて事故対応をしていたとみられ、そこに後ろから来た乗用車が衝突。2人とも巻き込まれ死亡しました。
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警察は最後に事故を起こした安城市の会社員 田嶋惇一容疑者(33)を過失運転致死の疑いで逮捕。田嶋容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めていると言うことです。
田嶋容疑者の車両
今回の事故はどうすれば防げたのでしょうか。
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(ネクスコ中日本 早河辰郎さん)「周りを走っている車に気をつけながら後続車に危険を知らせるためにハザードランプをたいて故障車をよけてほしい」また、追い越し車線で停まらないようにすることも大切だといいます。(ネクスコ中日本 早河辰郎さん)「可能であれば左側、路肩がある方に移動していただく」
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そして、最も大切なことは。(ネクスコ中日本 早河辰郎さん)「アピールする意味では、発炎筒や三角停止表示板を後ろに置くことを意識してほしい。まず路上に立たない。次に車内に残らない。そして安全な場所に避難する」
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高速道路上で事故などのトラブルが起きた際には、何より路上にとどまらず、ガードレールの外など安全な場所に避難する必要があります。

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