ドアを開けても便器がない… パリの公衆トイレに驚き!

外国語を勉強していると、「これはいつ使うのだろう」と思う例文に出会うことがありますよね。
有名なのが「This is a pen.(これはペンです)」という中学英語の定型文です。
しかし、そんな例文が役に立つ場合もあるようで…。
海外旅行中の、ふみすむ(@Fumisme)さんは、フランスのパリにあるバスティーユ広場を訪れました。
用を足したくなった、ふみすむさんは、トイレらしき場所を発見。しかし、トイレだと確信を持てなかったといいます。
なぜなら、ドアを開けても便器がなく、道端にあるような側溝とアルミの壁しかなかったから!
ふみすむさんがXに投稿した、バスティーユ広場にあったトイレらしき施設がこちら。
見た目や描かれているマークから、公衆トイレであろうことは予想できます。
しかし、便器がなければ、どこに用を足せばいいか分かりません。
そこで、フランス語を勉強していた、ふみすむさんは「どこで使うねん、この例文」と思っていた文章を使って、近くにいた青年に話しかけました。
「これは、トイレですか?」
すると、青年はフランス語で「はい」と答えてくれたそう。ふみすむさんは、無事、トイレを利用することができました!
フランス語を勉強している時には、状況が想像できなかった「これはトイレですか?」が役に立ったのです。
ふみすむさんがパリで経験した、興味深いエピソードには、さまざまなコメントが寄せられました。
・めっちゃ分かる。例文もちゃんと頭に入れておいたほうがいい。
・「トイレですか?」と「トイレはどこですか?」は海外に行くと、意外と使う!
・日本のトイレのありがたみを感じますね。
写真のトイレは『サニゼット』と呼ばれる、フランスの主にパリにある、洗浄機能付きの公衆トイレです。
ドアを閉じた後に、トイレ内全体が洗浄される仕組みになっています。
ふみすむさんによれば、写っているのは男性用で、見えない位置に個室トイレもあったそう。
「言葉を覚えるために都合よく作られた例文」だと思っていた文章も、現地に行った際には意外と役に立つものかもしれませんね…!
[文・構成/grape編集部]

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