北海道 高い山は紅葉最盛期 この先の色づきはゆっくり

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今日2日、日本気象協会は第2回「紅葉見頃予想」を発表しました。北海道では、道北の標高の高い山々では紅葉が見頃を迎えています。10月はこの先、平均気温が平年より高い見込みで、紅葉は平年より少し遅めに進むでしょう。
標高の高い山々では紅葉が見頃に

道内の9月の気温は平年よりかなり高めとなりましたが、下旬には利尻山で平年より11日早く初冠雪を観測するなど、寒気が流れ込んだ日もありました。このため、道北の標高の高い山々では順調に色づきが進み、見頃を迎えています。大雪山系旭岳でも赤や黄色に色づいた様子が確認できました。
4日(金)は大雨 5日(土)と6日(日)は紅葉狩り日和

明日3日(木)から4日(金)にかけて、北海道付近を低気圧が通過するため、明日夜から4日にかけては全道的に雨が降るでしょう。4日は雨が強まり、4日午後6時までの24時間降水量は多い所で、太平洋側西部で150ミリ、日本海側では120ミリの大雨となる恐れがあります。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意して下さい。5日(土)から6日(日)にかけては、高気圧に覆われる見込みです。天気は回復して全道的に晴れて、風も弱く穏やかに経過するでしょう。行楽や外出などにもよい日和となりそうです。見頃を迎えている旭岳などの紅葉を観賞しに出かけるのもよいかもしれません。
今後の見頃予想 平年よりはゆっくり紅葉が進む

10月はこの先、平均気温が平年より高く経過するでしょう。そのため、これからの紅葉はゆっくりと進んでいく見込みです。道央の定山渓温泉では来週中ごろから見頃を迎えるでしょう。支笏湖温泉では少し遅く、10月後半となりそうです。道南の大沼公園では10月最後の週末の頃からが見頃となる見込みです。平地での紅葉は、サクラの葉などは色づいている所もありますが、イチョウやカエデの色づきはもう少しかかりそうです。なお、カエデの紅葉の平年は、釧路は10月16日、帯広は10月20日、旭川は10月23日、札幌は10月28日となっています。

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