服に付いた黒いポツポツ コレって何? 説明に「ゾクッ」「すぐ洗います」

衣類やタオルに付着した黒いポツポツ汚れが洗濯しても落とせず、悩んでいませんか。もしかしたらそれ、汚れではなく『カビ』なのかもしれません。
頑固なカビトラブルは、早期発見・早期対処が重要です。
毎日の洗濯に役立つ情報を発信中の『宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)』(coco_ara_cleaning)公式Instagramより、お手入れ方法を紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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『衣類やタオルにカビが生える』という状況は、決して珍しいものではありません。汗や水で湿った状態のまま放置すれば、あっという間にカビが生えてしまう可能性も。ポツポツ広がる黒い汚れを発見したら、できるだけ早く、カビ取りケアを行いましょう。
カビが生えてからまだそれほど時間が経っていなければ、自宅で手軽にお手入れできます。
ココアラ公式Instagramでは、お手入れ方法を具体的に紹介中です。洗濯できるアイテムは、酸素系漂白剤を使って浸け置きしましょう。具体的な手順は以下のとおりです。
1.洗濯表示を確認し、酸素系漂白剤が使えることを確かめる。
2.40~50℃のお湯に酸素系漂白剤を加え、洗浄液を作る。
3.カビが目立つ部分には直接漂白剤をかけて、全体を洗浄液に浸けて1時間ほど待つ。
4.洗って干す。
布製品であっても浸け置きが難しい場合は、アルコールを使ったお手入れがおすすめです。
1.ふきんにアルコールをスプレーして、カビが発生した部位をトントン叩く。
2.別のふきんを濡らして漂白剤を揉み込み、シミになった場所を叩く。
3.数分置いた後に、水拭きして漂白剤を落とす。
4.乾拭きもしくは自然乾燥でしっかりと乾かす。
どちらの場合も、お手入れ前には色落ちしないかどうか確認してみてください。漂白剤やアルコールを目立たないところに付けてみて、変化がなければOKです。5分ほどで確認できるので、怠らないように注意しましょう。
発生してから時間が経つと、カビを落とすのは非常に困難になってしまいます。自力でのケアが難しいのはもちろん、クリーニングのプロに依頼しても、元の状態に戻せるとは限らないでしょう。
酸素系漂白剤を使ってもきれいにできなかった場合、最終手段として塩素系漂白剤を使ってお手入れする方法があります。しかしこの方法では、衣類のもともとの色柄も一緒に落としてしまうので要注意です。
繊維に与えるダメージも大きく、風合いが変化してしまう可能性が高いことを頭に入れておきましょう。
衣類やタオルにカビを発生させないためには、日常の管理を徹底することが一番です。湿った状態で放置するのは避けましょう。
衣類保管場所の換気が不十分な場合も、カビ発生リスクが高まってしまいます。気付かないうちに、カビ胞子が空間全体に広がってしまう恐れがあるでしょう。
定期的に空気を入れ替え乾燥させるとともに、アルコールを使った除菌ケアでカビ胞子を広げないための工夫も取り入れてみてください。
お気に入りの衣類にカビが発生してしまったら、ショックを受ける人は多いはず。ポツポツとした黒い汚れをカビと認識しないまま、被害を広げてしまうケースも少なくありません。カビの可能性を常に頭に入れ、早期発見を心掛けましょう。
ココアラ公式Instagramが紹介する方法なら、自宅で手軽にお手入れできます。お気に入りの衣類を長持ちさせるためにも、ぜひ意識してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]

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