自動ブレーキなど、自動運転技術の普及が急速に進む中、誤作動による重大事故を防ごうと、10月1日から車検に電子装置の検査「OBD検査」が新たに追加されました。
検査の対象となるのは、2021年10月以降に販売された新型車約277万台で、OBD検査では、従来の車検で確認できなかった電子装置の不具合を検出することができます。
1日は機器を車両に接続し、専用のアプリで故障の有無を確認する流れが特別に公開されました。
【北陸信越運輸局 自動車技術安全部 久手俊彦 部長】
「点検整備がしっかりされていないと事故につながる恐れもある。新車時の機能を維持することが重要なので、点検整備検査をお願いします」