ディズニー・ハロウィーンあす1日から 今年のランドは「悪役」ヴィランズが主役!

浦安市舞浜の東京ディズニーリゾート(TDR)で、秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」が10月1日から始まる。30日には報道陣に事前公開され、仮装姿のミッキーマウスやミニーマウスらが来園者に盛んに手を振り、秋の一大イベントを盛り上げた。11月7日まで。
通常は9月半ばに開幕するハロウィーンイベントだが、酷暑が続いたため時期を遅らせてのスタートとなった。
東京ディズニーランド(TDL)ではテーマを一新、ディズニーの悪役である「ヴィランズ」が主役に躍り出た。昼のパレードは、ヴィランズがそれぞれ個性あふれるフロート6台に乗り、パーティーに招待したミッキーらディズニーの仲間たちとともに登場。
フロートが途中で止まると、ディズニー映画「眠れる森の美女」のマレフィセント、「アラジン」のジャファー、「ピーター・パン」のフック船長といったヴィランズの面々とミッキーらが音楽に合わせてフロート上で激しくダンス。炎やスモークが空に向けて噴き上がり、沿道を埋めた観客らの盛り上がりは最高潮に達した。
入園者はヴィランズのキャラクターになりきった人が目立ち、映画「リトル・マーメイド」のアースラに扮(ふん)した神奈川県横須賀市の介護士、穂積優花さん(35)は「9年間、ハロウィーンはこの姿で来ている。自分にとっては生きがいのようなもの」。映画「ヘラクレス」のハデスの衣装を自分で作って身に着けた名古屋市の会社員、永田智之さん(34)はハロウィーンの仮装を始めて約15年。「長年の友だちに会いに来る感覚です」と笑顔を見せた。
東京ディズニーシー(TDS)のメディテレーニアンハーバーでは、ミッキーやミニー、ドナルドダック、ダッフィーらがカボチャや菓子をイメージした船で登場。軽快な音楽に合わせて踊り、ハロウィーンのムードを大いに盛り上げた。

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