警官を名乗る者から偽の逮捕状を送られ…沖縄で男女2人がそれぞれ170万円をだまし取られる

沖縄県警は27日、警察官を名乗るおれおれ詐欺で、宜野湾市の30代女性と、宮古島市の50代男性が、それぞれ現金約170万円をだまし取られたと発表した。
宜野湾署によると25日、保育士の30代女性の携帯電話に県外の警察官を名乗る者から、詐欺事件の共犯者として逮捕状が出ているとのうその連絡があった。無料通信アプリで「逮捕状」と記載された文書の画像も送られた。女性はその後「あなたの口座のお金を調べることで犯罪に関わっていないという証明ができる。事件に関係ないことが分かれば返金される」と言われ、現金約170万円を指定の口座に振り込んだ。

宮古島署によると、宮古島市でも16日、整備士の50代男性が警察官を装った手口で現金約170万円をだまし取られた。
県警組織犯罪対策課によると、今年のおれおれ詐欺の被害認知件数(暫定値)は27日時点で23件(被害総額約9200万円)。うち「警察官かたり」のおれおれ詐欺が19件で、被害総額は約8900万円に上る。警官を名乗る者から偽の逮捕状を送られ…沖縄で男女2人がそれぞ…の画像はこちら >>

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