沖縄の入れ墨「ハジチ」 お守り代わりのネックレスに 宮古島素材を活用した一点物

[おきなわキラ星企業!](123) 下地華恵代表
離島をつなぐ無料の橋として日本最長の記録を誇る伊良部大橋。橋を渡った先にあるのが伊良部島唯一のアクセサリーショップ「ORSA(オルサ)」です。ラテン語で「全てのものの始まり」を意味します。
下地華恵代表は宮古牛の角や天然石、シルバーなどを合わせたアクセサリーや、宮古上布の原料であるイラクサ科の苧麻(ちょま)を使ったピアスの製造販売を手がけています。
商品は全て一点物で、5千~5万円と高価格ですが、そのデザインのとりこになるコアなファンは多数。インスタグラムのフォロワーは9千人を超えます。主に、県内外の女性客が購入しています。
まもなく、沖縄の古い風習であり、宮古島や石垣島、台湾やタイなど、各地で模様が異なる入れ墨「針突(ハジチ)」の模様をネックレスにした新商品も出来上がる予定です。魔よけや子孫繁栄、結婚の証、あの世への通行証などの意味があります。
下地代表はハジチの歴史を打ち出しながら、伊良部や沖縄の文化をつなぎ、ネックレスを「カジュアルに身につけるお守り」として特産品にしたい考えです。
ネックレスを身に着けて、伊良部の海やサトウキビ畑の広大な自然、島の風景や人との触れ合いに思いをはせてみてはいかがでしょうか。(宮古島市伊良部商工会・伊波幸則経営指導員)
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ORSA 宮古島市伊良部伊良部107、電話070(9047)0817沖縄の入れ墨「ハジチ」 お守り代わりのネックレスに 宮古島素…の画像はこちら >>

アクセサリーショップORSAの下地華恵代表

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