ハイターは使用できません NGリストに「覚えた」「これは大事」

しつこい汚れや雑菌、ニオイに効果抜群の『キッチンハイター』。
「清潔なキッチンを保つためには欠かせない」という人も多いのではないでしょうか。
何にでも使えそうな万能洗剤といったイメージがあるかもしれませんが、実は使ってはいけないシーンがあるそうです。
暮らしに関するサービスを提供している『くらしのマーケット』(curama.jp)の公式Instagramから、キッチンハイターが使えない場所やものについて紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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キッチンハイターには液体タイプと泡タイプがあり、用途に合わせて使いやすさを選べるのが魅力です。
いずれも効果は同じで、以下の場所やものには使用してはいけません。
色物や柄物のタオルや布巾、ハンカチなどの布類は、キッチンハイターの漂白効果で色落ちしてしまいます。
白い無地の製品をお手入れする時のみ、キッチンハイターを使いましょう。
金属製の容器や用具にキッチンハイターを使うと、腐食する恐れがあります。ただしステンレス製品には使ってもかまいません。
メラミン食器にキッチンハイターを使用すると、表面が傷んで汚れが付きやすくなったり、黄ばみが生じたりする場合があります。
漆器は木が素材の器です。そのためキッチンハイターを使うと、ゆがみやひび割れの原因につながります。
汚れが気になる時は中性洗剤を使って洗いましょう。
大理石のような天然石を使っている調理道具や設備などにも、キッチンハイターの使用はNGです。腐食や変色の原因になります。
獣毛のハケにキッチンハイターを使うと、変色を起こしかねません。
加えて、獣毛のタンパク質に反応して塩素ガスが発生することがあるため、使用しないでください。
キッチンハイターを使った後は、水洗いで洗剤を流す必要があります。そのため水洗いができない場所には使えません。
キッチンハイターは除菌漂白剤であって、食品添加物ではありません。食品には使わないようにしてください。
※写真はイメージ
上記以外にも、「塩素系の洗剤は使えない」という表示がある場所やものにもキッチンハイターは使えません。
強力な洗剤なので、使用前には必ず『使えるかどうか』をしっかり確認することが大切です。
また洗剤同士の組み合わせ方によっては、有毒ガスが発生する危険性も。酸性の洗剤や漂白剤、クエン酸などと混ぜて使わないよう注意してください。
使えない場所やものをあらかじめ知っておけば、劣化させずに衛生維持が叶います。
製品ラベルや公式サイトなどの注意事項をしっかり確認した上で、使いましょう。
[文・構成/grape編集部]

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