レンジの『ゆで野菜』機能を使うなら… 企業が説明するひと手間に「やってみる!」

調理の下ごしらえや保存の準備で野菜をゆでることは少なくありません。
レンジの自動調理メニューに『ゆで野菜』があるのなら、それを活用してゆで野菜が作れます。
ただ、どの野菜も同じように加熱すればよいというわけではありません。適切な方法を家電メーカーのサイト情報から紹介します。
家電製品を数多く取り扱う東芝ライフスタイルのサイトによると、『ゆで野菜』モードで加熱する場合、野菜の種類によって加熱前の下準備や、一度に加熱できる量が異なるそうです。
ホウレンソウ、ブロッコリー、キャベツなどは、一度の加熱は100g~300gがおすすめです。
軽く水洗いをしてラップを密着させながら包み、平皿に載せて加熱しましょう。
ジャガイモ、サトイモ、カボチャなどの根菜は、一度に加熱する量を100g~600gにしましょう。
水洗いした後、水気を取らずに平皿に載せて隙間なくラップしてから加熱します。
共通しているのは『ラップ』をすることです。レンジで野菜をゆでる際にはラップを忘れないようにしましょう。
野菜の種類だけではなく、形状にも注意して加熱しましょう。
丸ごとゆでる場合には、平皿ごとラップをして加熱します。加熱が完了したら庫内から取り出して約5分置いておきましょう。
切ってゆでる場合には、皮をむいて大きさを揃えてカットし、水に濡らして加熱します。平皿に載せ、しっかりラップを密着させておきましょう。
※写真はイメージ
なお、レンジで加熱する際の注意点として、東芝ライフスタイルは以下のことを挙げています。
・葉菜・根菜とも、必ず平皿にのせて加熱してください。
・葉菜は、食品のみにラップをして、平皿ごとラップはしないでください。
・根菜は、平皿ごとラップをしてください。
・ラップを何重にも重ねたり、巻いたりしないでください。
・ラップ以外のものをかぶせないでください。
東芝ライフスタイル ーより引用
レンジ加熱では正しい使い方が重要です。加熱のしすぎで発煙や発火の恐れがあるほか、火花が発生して故障の原因になってしまうこともあります。
特に、小さくカットした根菜を加熱する際には思わぬ状態になってしまう可能性に注意しましょう。
自動調理メニューで野菜がゆでられるのは便利で嬉しいことですが、使い方を間違えるとおいしく完成させられなかったり、時には事故や故障の原因になったりするかもしれません。
改めて取扱説明書などを確認して、電子レンジでのゆで野菜作りを正しく活用していきましょう。
[文・構成/grape編集部]

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