野田佳彦元首相が立憲民主党新代表に決まる

立憲民主党の代表選挙が23日、都内のホテルで行われ、枝野幸男前代表との決選投票の結果、野田佳彦元首相が新代表に選出された。
同選挙には野田氏、枝野氏、泉健太代表、吉田晴美衆院議員の4氏が立候補。1回目の投票では過半数を超える候補者がおらず、上位2人の決選投票となった。
野田氏はこの日投開票前の演説で「私はこの壇上に立つことに戸惑いがありました。もっと若い人が出るべきである。また私が(首相の時に)判断をした解散によって、多くの仲間が苦しい思いをいたしました。そう考えると、軽い気持ちで手を挙げることはとてもできない、このように思っていた」と改めて立候補する上での葛藤を語った。
その上で、「自民党総裁選挙の動きが始まった時、これでは民主主義の危機になると思い、今回は政権を取るための戦いにしなければいけない、そういう思いから覚悟を決めて立候補した」と決意を表明していた。
野田氏は2011年9月から12年12月まで内閣総理大臣を務めた実績を持つ。27日に投開票が行われる自民党総裁選の後、早期に行われることが予想される衆議院の解散。野党の連携で政権交代を目指す。

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