明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は9月22日、ホームでヴィッセル神戸を迎え撃ちました。
【齋藤正昂アナウンサー】
「キックオフ30分前のビッグスワン。降り続いていた雨はやみましたが、気温は低く、上着を着ていても肌寒さを感じます。リーグ戦終盤の大事なホームでの試合を迎えます」
リーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した前節から中3日の厳しい日程で迎えた22日の試合。
連敗は避けたいアルビに対し、現在3位と優勝争いを演じるヴィッセル神戸との試合は互いに球際の強いアグレッシブな展開になります。
その中でもアルビは主導権を握ると、長倉がゴールを狙いますが、惜しくもキーパー正面に。
すると前半15分、古巣対戦となった神戸の酒井のクロスがゴールに吸い込まれ、先制を許してしまいます。
しかし、負けじと前半31分。左サイドに張った谷口からの相手ディフェンダーを超える絶妙なクロスに長倉が頭で合わせ同点に。
さらにその4分後には、カウンターから橋本のスルーパスを最後は小野がゴール右隅に決めて逆転に成功します。
前半終了間際は神戸の攻撃をしのぐ時間帯が続きますが、何とかゴールを守り、2-1で試合を折り返します。
後半、神戸を突き放そうと追加点をねらい、チャンスをつくるアルビ。23分には相手のゴール前での連携から最後は橋本が狙いますが、シュートはクロスバーに嫌われ、決定機を決めきることができません。
すると、28分に大迫のスルーパスから武藤にうまく流し込まれ、同点に追いつかれてしまいます。
試合終盤にも神戸の猛攻を受けますが、これをなんとか跳ね返し続けます。
しかし、最後の最後にコーナーキックから相手のヘディングで失点してしまい逆転を許します。
このプレーで試合は終了…ホームでの試合を白星で飾ることができず、3-2で今シーズン5度目の連敗となりました。
【アルビ 小野裕二 選手】
「最後の個の質の部分というところで負けたのではないかと思う。しっかり反省して3点目・4点目をとれるようなチームにならないといけない」
アルビは順位を一つ落として12位となっています。
次節は9月27日、アウェーで川崎と対戦します。