佐渡に秋の風情!世界遺産効果で観光客増える中…行楽シーズンに向け準備 地元の小学生は金山の歴史学ぶ【新潟】

秋の風情が感じられるようになってきた新潟県佐渡市では、秋の行楽シーズンに向けた準備が進んでいます。

ヒガンバナやススキなど様々な秋の草花で彩られている佐渡市。

【県外から訪れた人】
「自然が好きなので、佐渡に前から行ってみたくて」

真野地区の妙宣寺では、県外から訪れた観光客の心を和ませていました。

【観光ガイド】
「佐渡島の金山もだいぶ引き合いが多い」

佐渡島の金山が世界文化遺産に登録され、観光客が増える中、地元の人たちは金や銀の積み出し港だった相川地区の大間港で草刈り作業に汗を流していました。

一方、佐渡市は金山の歴史を学んでほしいと出前授業を行っています。

【佐渡市世界遺産推進課 石川喜美子 指導員】
「砂金取りをすると、金は板の上に残るが、少しだけ板の外に落ちてしまう。この金を取るのがねこ流しというところ」

この日、金山の坑道を見学していた地元の小学生はガイドの説明を熱心に聞いていました。

【児童】
「(世界遺産に)登録されてから来たことがなかった。改めて、金山のこういうところがすごいとちゃんと知れてよかった」

【佐渡市世界遺産推進課 石川喜美子 指導員】
「山が割れていたということだけではなく、どうやって金を取り出していたのかというところまで興味を持ってくれる子も多くなった」

これから秋が深まる佐渡…秋の行楽シーズンも観光客でにぎわうことが期待されます。

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