暑い季節に必須アイテムともいえる水筒。冷たいお茶や水などで水分補給は欠かせません。
ただ、水筒によっては意外なNGがあることも。警視庁が「まさか」と驚いた水筒事情とは何なのでしょうか。
職場や学校に水筒を持っていく人が増える夏。水分補給のためにも水筒は欠かせません。警視庁警備部災害対策課の公式X(@MPD_bousai)(以下警視庁)でも、新しい保冷水筒を購入してみたのだそう。
先日、新しい水筒を購入説明書を確認すると、『さびの原因となるため塩分の多い飲み物(スポーツドリンク含む)を入れない』との注意書きが…。まさかのスポーツドリンク非対応購入する前に確認しておけば水筒は夏の必須アイテム。メーカーや種類により使用方法は様々、購入前にぜひご確認を pic.twitter.com/7vBu6FaDt8
ところが、購入した保冷水筒はスポーツドリンクに非対応。スポーツドリンクだけではなく、塩分の多い飲み物全般がNGだったのだそうで、さらに説明書を確認したところ、そのような飲み物は内部のさびの原因になることからNGとなっているようです。
「購入する前に確認しておけば」と悔やむ様子の警視庁。メーカーや種類ごとに違う点もあるため、使用前にはしっかり確認しておきたいですね。
また、水筒の底に貼ってあるシールに気付いたそうです。「シールは、はがさないでください」という注意が書かれているのですが、こちらも説明書を確認すると、保冷機能保護のために貼られているシールなのだそうです。
飲み物の冷たさをキープするのであれば、剥がしてはいけないということですね。
こちらも知らなければ「洗う時に邪魔だな」と思い、剥がしてしまいたくなるのではないでしょうか。やはり事前の確認は大切です。
警視庁の嘆きに対して、同じ問題に悩む人たちが多くのコメントを寄せました。
・スポーツドリンク対応の水筒は種類が少ない。
・一般的にスポーツドリンクと炭酸はNG。
・これらに対応できる水筒をメーカーには開発してほしい。
みなさん、スポーツドリンクを持って行きたくてもなかなか難しい様子ですね。ところが、中にはこんなコメントもありました。
・中にコーティングを施すことでスポーツドリンク対応になっている水筒もある。
なんと、加工によってはスポーツドリンク対応の水筒もあるそうです!スポーツドリンクを水筒で持ち歩きたい人はぜひ探してみましょう。ただ、その時にも説明書はしっかり読んでくださいね。
暑い時期には、水筒を毎日使うという人も多いでしょう。毎日、帰宅してからざっと洗って乾かして、また翌日使う、というサイクルになってきますよね。
しかし、水筒は細長く、細かい溝があったりパーツも分かれていたりと、普段の食器洗いのやり方ではなかなかきれいに洗えません。
そのまま使い続けていると、茶渋や水垢などの汚れが蓄積したり、嫌なニオイの原因にもなります。
そういったことを防ぐためには、毎日のお手入れと週に1回程度のお掃除が必要です。
毎日のお手入れでは、パッキンやパーツをすべて外し、食器用洗剤を付けたスポンジでこすり洗いをしましょう。洗いにくい部分は歯ブラシやボトル用の柄が付いたスポンジなどを使って洗います。
すすいだ後は水を切り、しっかり乾かしましょう。乾きにくい場合はすすぎの後に全体にお湯をかけてから水を切ると、乾きやすくなります。
週に1回程度は、ぬるま湯に酸素系洗剤を溶かしたものに浸け置きしましょう。こうすることで、茶渋やニオイの防止にもなります。
何気なく使っている水筒も、使い方を間違えると残念な結果になるかもしれません。購入する時にはしっかり調べ、自分の目的に合わせた使い方ができるか確認するとともに、日々のていねいなお手入れで、快適かつ安全に使ってくださいね。
[文・構成/grape編集部]