名字由来net(リクスタ)は、9月19日の「苗字の日」にちなんで、「2024年全国名字ランキングトップ10000」を発表した。同ランキングは「名字由来net」Web、アプリの名字データベースから、政府調査系機関や電話帳データをもとに実世帯が確認できる名字のみを集計。全国人数は四捨五入で算出し、全国人数の多い順にランキング化したもの。
「2024年全国名字ランキングトップ10000」の1位は「佐藤」(約183万人)で、2位「鈴木」(約176万9,000人)、3位「高橋」(138万3,000人)と続いた。日本の名字ベスト30である「佐藤」から「小川」までの全国人数を合計すると、およそ2,285万人となり、日本の総人口約18%に相当するという。
下位ランキングでは、「藤部(ふじべ)」「目次(めつぎ)」「諸留(もろどめ)」と続き、いずれも全国人数およそ720人だった。下位の名字の一部をみると、9,981位の「笹栗(ささぐり)」(約720人)は福岡県におよそ560人(約77%)と集中してみられるほか、9,972位の「棗田(なつめだ)」(約720人)は、広島県におよそ470人(約65%)が集中していることが判明した。
下位9,971位~1万位の30名字を合計すると、全国におよそ2万1,620人で総人口のわずか0.02%ほどしか存在せず、大変希少な名字であることがうかがえるとのこと。