新潟県は18日、総額約50億円の9月補正予算案を発表しました。佐渡金山の世界遺産登録を契機に、県全体に観光客を呼び込むキャンペーンなどが盛り込まれています。
今年7月に佐渡島の金山が世界文化遺産に登録されたことを契機に、県内の観光地の魅力を全国に発信するキャンペーンに約3000万円を計上しています。
キャンペーンでは、インターネットの宿泊予約サイトに佐渡と新潟の特集ページを開設し、世界遺産の価値に加え、スキーや温泉などの県内観光の魅力を発信します。
【花角知事】
「佐渡に魅力を感じてくると新潟全体にも興味関心が沸いてくる、繋がって広がっていくようなキャンペーンになるといい」
このほか8月に新発田市で豚熱が発生したことを受け、防疫対策などに1億1800万を計上しています。
補正予算案などを議論する9月県議会は、9月24日に開会します。