「社員寮に入りたい」と答えた学生は何割?

大和ライフネクストは、就職に関する調査結果を9月13日に発表した。同調査は2024年7月18日~23日の期間、現在就職活動中の2025年3月に卒業、4月から新規就職する学生400人を対象にインターネットを用いて行われた。

学生が企業選びにおいて重視していることの1位は「福利厚生が整っている」(44.3%)、次いで「給与の高さ」(39.8%)、「職種に興味がある」(32.8%)と続いた。

また、企業選びで最も重視していることについての質問でも、「福利厚生が整っている」の回答が最も多く18.3%だった。

企業の福利厚生について魅力を感じるものの1位は「休暇制度(病気休暇、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇など)」(53.8%)、次いで「働き方(フレックスタイム制度、テレワークなど)」(50.8%)、「住宅(社宅、住宅手当など)」(37.5%)と高い結果となった。

会社が提供する社員寮に入りたいと思うか聞いたところ、「入りたい」と「やや入りたい」の合計が50.0%、「入りたくない」と「やや入りたくない」の合計が50.0%でちょうど半々という結果となった。

入りたいと思う社員寮のサービスや設備は、「インターネットが無料で利用できる」が最多で85.0%、次いで「自身の賃料負担額が1~2万円程度」(80.3%)、「家具・家電付きの部屋がある」(79.5%)という結果となった。

社員寮に入りたいと回答した学生は、大手企業に就職したいという回答の割合が全体から10ポイント以上高く43.0%となった。

また、社員寮に入りたいと回答した学生は、就職活動で実施している(した)ことが全体的に多く、大学が実施する合同企業説明会への参加、エージェント型の就職サイトへの登録・利用、OB・OG訪問については、それぞれ全体と比べて10ポイント以上高い結果となった。

また、社員寮に入りたいと回答した学生は、エントリーする企業を調べる際に活用している(した)情報収集源について、企業の採用専用WEBサイト、友人、大学の先輩、企業の特集やインタビュー記事、経営者や社員SNSの項目がそれぞれ全体と比べて5ポイント以上高い結果となった。

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